先住民族サミット アイヌモシリ2008 "Identity から Wedentity" へ
Identity (アイデンティティ)から Wedentity (ウイデンティティ)へ
先住民族サミット アイヌモシリ2008
Indigenous Peoples Summit in Ainu Mosir 2008
世界の先住民族が集う「『先住民族サミット』アイヌモシリ2008」が7月1日、
北海道平取町で開幕し、最終日の今日4日に、"札幌コンベンションセンターSORA"で、
先住民族の視点から環境や権利回復などについて意見を交わし、
北海道洞爺湖サミットに参加する各国首脳に対し、「先住民族のG8への提言」を採択した。
サミットには、アイヌ民族で組織する実行委員会が招待したオーストラリアのアボリジニ、
ニュージーランドのマオリなど海外11か国から17民族計22人が参加する
TVのローカルニュースで、カナダの先住民族の17歳の少年が1人でこのサミットに参加した模様を
特集していた。
カナダは、憲法で移民の文化の尊重を明記している国であるが、
先住民族に対しては、他の国と差はないようである。自治権を承認したのは1999年である。
( カナダ憲法は三つの先住民族を認定している。「先住民インディアン」、
「メティス-先住民族とヨーロッパ人の両方を祖先とする人々」、「イヌイット」)
この少年の一族(部族の名前が紹介されたが忘れてしまった)が住んでいるエリアにスキーリゾート計画が持ち上がっているが、
彼らが住んでいる限り、カナダ政府(州政府?)はゴーサインを出せないそうである。
でもこれは、裏を返せば、先住民族を移動・移住させればOKということである。
彼の部族は、ギリギリの所で、耐えて頑張っているのだという。
先住民族の踊りや儀式を、西洋人(この場合、日本人も含まれる)は、
保護すべきマイノリティの文化、娯楽しての観光資源としてみる場合が圧倒的であるが、
彼らは訴える。「自然と共生して来た彼らの"ストーリー"」だと。
この"ストーリー"とは、かれらの宇宙観・歴史観・人生観などを包括する大河を
唄・踊り・儀式で過去から未来へと引き繋がれて行くのである。
アイデンティティ(私らしさ)から ウイデンティティ(私達らしさ)へ。
先のカナダの少年が言った、「遠い過去において、僕たちはみんな友達だったんではないか」と。
2008/07/04(金) 23:21:08 未分類 トラックバック:0 コメント:0
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